柏市大山台交通事故専門整骨院(モラージュ柏) の日記
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浄土思想9
2015.07.21
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浄土宗と浄土真宗の違いについて触れてみようと思いましたが、 このあたりは、ちょっと難しい領域でありまして、 言葉を選ばなければなりません。 浄土宗内でも、一念、多念と、念仏は一回でいいのか、 何回も繰り返し唱えるべきなのか。 という議論もありました。 親鸞聖人の和讃をいただくと、 師匠であり、人生の師であった浄土宗開祖 むしろ日本浄土教の開祖というべき、 法然聖人への心持がわかります。 (113)
粟散片州(ぞくさんへんしゅう)に誕生して この現世界に生まれて
念仏宗をひろめしむ 念仏の教えを広め
衆生化度(しゅうじょうけど)のためにとて 教えを広めるために
この土にたびたびきたらしむ 何度も生まれ変われれている (114)
阿弥陀如来化してこそ 法然聖人は阿弥陀如来の化身である
本師源空としめしけれ 法然師は
化縁すでにつきぬれば 現世のご縁が尽きたので
浄土にかへりたまひにき お浄土にお帰りになった。 親鸞聖人の法然聖人への敬愛の情を感じずるにいられません。 親鸞聖人は新しい宗派を興そうとするような思いはなく、 亡き師の教えをひとりでも多くの方々に広めていこうと、 そうした思いしかなかったのだと思います。 私は学者ではありません。 そうした想いを有難くいただけばよいのではないかと、 考えるばかりです。 次回は、安心決定抄の一節を上げながら、 自力と他力について考えたいと思います。