柏市大山台交通事故専門整骨院(モラージュ柏) の日記
-
事故後のむち打ち治療
2024.11.14
-
衝突の方向の違いによるむち打ちの症状について
(交通事故治療)
交通事故による『むち打ち』は、後ろから追突された場合に起こるものと思われがちですが、現実には、正面衝突や側面衝突でも起きます。
正面衝突や側面衝突は、こちらが加害者の場合もありますし、被害者のケースもあります。よそ見をしていて、または、ハンドル操作を誤り、車線をはみ出して対向車線の車と衝突したり、交差点で、信号無視をしたりされたり、交差点で左右の確認を怠ったりして発生します。
追突の場合は、こちらに過失があるケースは少ないですが、正面や側面衝突は、後で過失割合、どちらがどの程度悪いのかということで、トラブルになるケースがよくあるようです。
携帯で、すぐに交通事故の状況を写真に収めてくださいね。
正面衝突や側面衝突は追突を予見して身構えるケースが多いので、経験上首への損傷が比較的軽度であることが多いように思います。
ただし、側面衝突は、一旦、追突されたのと反対側の肩に頭がくっつくほどの衝撃を受け、次に反対側に引き戻されるケースがあり、左右と上下に揺り動かされるため、複雑な損傷を受けるケースもあります。
痛みも背面から側面に移ったり、快復に時間がかる場合もあります。
何といっても、交通事故におけるむち打ち損傷で、辛い症状が出るのは、追突事故のケースですね。
一番の理由は、通常、後ろの車に対して無防備なケースが多いからです。
バックミラーに常時注意を払うのはなかなか困難なことです。
いきなりドーンと追突されて、首の頸椎や靱帯、筋肉が、前後、場合によっては、左右にも、大きく伸ばされてしまうからです。